壊れたHDDからデータを吸い出す超簡単な方法(実録!ぷっこ村生還劇!!)

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ようこそ、ぷっこ村通信へ。ただ今鋭意PC修理中の中の人です。

(・∀・)ノ

さて、前回は中の人の使うノート型PC「LIFEBOOK-AH77/S」を分解して、壊れたHDDを交換したわけでした。今回は、交換によって取り出した、動かない古いHDDから大事なデータを吸出し、ぷっこ村を救うための道筋を紹介します。もちろん応用も可能ですので、よく読んで各自判断してください。

それではスタート!

吸出し作業の前に確認

まず、吸出し作業を行う前に確認することがあります。

1.HDDの接続方法(IDE,SATA等)
HDDの接続方式には様々な方法があります。ここでは細かく触れませんが、そもそも違うとケーブルが物理的に挿さりません。今回はLIFEBOOK-AH77/Sを取り上げますので、いわゆるSATA方式となります。

2.物理的にHDDが生きているか
HDD自体が物理的に破損している(割れたり、潰れたり、中のディスクが回転しない等)の場合は、アクセスそのものができないため、今回の方法では対処できません。と言うかどうやっても素人の個人レベルでは無理です。

3.中のデータが激しく欠損していないか
事前に確認は難しいですが、システムが破損して起動不可能な状態でしたら、中のデータが残っていることはあります。しかし目的のデータ自体が激しく破損している場合は、吸い出せない、または吸い出せても閲覧や起動等が不可能だったりします。ドラクエでもセーブデータが消えてたら
復旧は無理ですよね。

以上、これらを踏まえて行動するかは個人の裁量となりますので、悪しからず。

必要な物

まずデータを吸い出すために必要なのは

  • 取り出したHDD(※)
  • USB接続できるPC(今回は「LaVie-LS150/N」)
  • 吸出し用ケーブル(後ほど紹介)
  • ちょっとのPC知識(ドラッグ&ドロップがわかるくらい)
壊れたHDDからデータを吸い出す超簡単な方法1

※.前述通り、あからさまに潰れてたりしたら諦めてね。

こちらは今回使用したHDDにUSB接続するためのケーブル。作業用PCは、NECの「LaVie-LS150/N」で問題なく動きました。

試しにやってみようかなって方はね……、ハートウォーミングな方ですよね……、ね。

主役のケーブルについて

壊れたHDDからデータを吸い出す超簡単な方法2

こちらが今回の困った事態を助けてくれるケーブルたち。使う手順は、取り出したHDDに2本のケーブルを挿して別のPCにUSB接続するだけ。PC知識はほぼ要りません。

真ん中のディスクは、相当古いPCを扱う時に使うようです。今回は要りませんでしたよ。

壊れたHDDからデータを吸い出す超簡単な方法3

まず間違えないと思いますが、ケーブルには向きがあります。間違えた向きでは挿さりませんし、よく見ればわかりますが注意してくださいね。

壊れたHDDからデータを吸い出す超簡単な方法4

挿してみたの図。この状態でスイッチを入れると動くはず。

(;゚Д゚)動いてくれ!ぷっこ村を救ってくれ!!

繋いでみた結果

壊れたHDDからデータを吸い出す超簡単な方法5

スイッチを入れるとUSBを挿した時の「テン→テン⤵テン⤴」の音が!

( ;∀;)動いたぁぁぁぁぁ、うひぃぃぃぃぃ。くぁwせdrftgyふじこlp!!

壊れたHDDからデータを吸い出す超簡単な方法6

お見苦しい場面をお見せしました。画像は関係ありません。動かなかったHDDは何とか生きてはいたみたいです!

シャコシャコと、グリスの切れたベアリングのような音を出しながらも、かろうじてディスクは回りました。最低限必要なデータを引っ張り出し、ぷっこ村もどうにか生還!良かった、良かった!生きてるってホントにステキ!(・∀・)

壊れたHDDからデータを吸い出す超簡単な方法7

無事に救出に成功したぷっこ村のマップをMCmapにて描画してみました。バックアップのデータと見比べてみてください。

それじゃ、ぷっこ村通信は続くんだよねって?、ええ、もちろん。例え巻き戻っていても続けたさ!これにて一件落着かと思いきや、ここからさらなる地獄は続くのです。それでは次回「リカバリディスク?何それおいしいの……?」

乞うご期待!!(・∀・)ノシ

感動したので、もう一回貼っとく

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