ししゃも流、アドオン用モデル作成覚書【マインクラフト】

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ようこそぷっこ村へ、ししゃもです。

(・∀・)ノ

Blockbench(以下ブロックベンチ)を使わせてもらって、アドオン用に大量のモデルを作っていく過程で、自分なりに「こうしたら、軽くて、見た目も良くて、俺天才じゃね?」って方法ができてきました。今後モデルを作ってアドオンに組み込んでみようかな、って方の参考になればいいかなと思ったので「ししゃも流」として残してみようと思います。

ぶっちゃけこれらの方法が正しいのかは分かりませんが、少なくとも重くはならないです。参考になれば幸せます。

1,キューブ数をできるだけ減らそう

できるだけキューブ数は減らした方がいいです。単一のモデルの場合、数千におよぶキューブ数でなければあまりパフォーマンスに影響はないらしいです。が、例えばいくつも置くであろう家具類やブロックなどはできるだけ少ない方がいいですよね。

なので、できるだけ減らす努力をしましょう。そのための自分なりの方法を書いておきます。

キューブを統合した方がいい場合がある

下の画像は、ハロウィンマップをチームで作った時に、チムメンが作ってくれたテーブルです。自分がお直しを担当したので、その方法を順を追って解説していきます。74キューブ、256×256テクスチャで受け取りましたが、最終的に41キューブ、176×176テクスチャになり、4割ほど削減できました

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書1

赤丸で囲んだ2つのキューブですが、これは1つの大きいので問題ないです。

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書2

片方を消して、

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書3

残した方を伸ばします。何を当たり前なと思うかもしれませんが、意外とやらずにキューブ数爆増ってのは、よくあるパターンです。

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書4

同じようにこれらの4つのキューブも統合しちまえばええです。

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書5

1つを残し、

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書6

伸ばします。これで完成ですね。

斜めのキューブも使ったらいい

角度を付けたキューブも普通に使えます。特にBEは2軸以上に角度を付けることもできるので、使っちゃいましょう!

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書7

このように斜めを使うことで、テーブルの天板は13→4に減らすことができました、やったね!

2,見えない所は大雑把でいい

これは好みが分かれるところなのですが、見えない、気にされないところは絶好の削減ポイントです。テーブルなら足をまじまじ見る変態なんか自分くらいです。

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書8

左ビフォー、右アフター。無くても全然違和感ないです。

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書9

下から見たところ4つあるキューブを統合しちゃいましょう。

3,できるだけテクスチャに組み込もう

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書10

テーブルクロスや皿、カトラリーなどの平べったい物は、テクスチャにできないか検討してみましょう。

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書11

モデルは変わりますが、これらのお皿やカトラリーは独立したキューブでした。テクスチャに組み込んでもらうことで、半分近くのキューブを削減できた例です。

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書12

上記のテクニックを駆使し、最終的に上の画像の様に削減できました。なかなかいい感じになりましたね。バッチリだぜ

4,モデル作成はパズルのように楽しもうぜ

テクスチャを工夫することでキューブ数の削減が可能な場合が多々あります。下の画像は別のチムメンが作ってくれた、お墓にありそうな石造りのアーチです。こちらをお直ししていきます。

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書13

アーチの部分なんですが、6つのキューブがありました。段状にしていくことで、アーチからはみ出さないようにしています。これらは1個でもできます。

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書14

端の一番大きいのだけ残して消します。

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書15

にゅっと伸ばして、

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書16

テクスチャのいらない部分だけ消します。これで1個でできるし、テクスチャもサイズを小さくできます。尚、エンティティの設定でテクスチャの透過を受け入れる設定が必要なので、少しだけより深い理解が必要になります。

5,同じ構造の部分はテクスチャを使い回す

モデルによって、左右対称だったりしますよね。そんな時は、テクスチャを使い回す工夫をしましょう。ブロックベンチでのテクスチャ範囲指定は非常にメンドクサイので、キューブを減らした状態でテクスチャ貼りの後、複製反転がおススメです。

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書17

柱部分は左右、奥と手前で構造が同じです。ここはテクスチャを使い回しましょう。

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書18

アーチ部分も左右で同じなのでテクスチャは使い回します。

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書19

まず同じ構造部分の片側を消しておきます。

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書20

この状態でブロックベンチにテクスチャ範囲を自動でふってもらいます。まず Ctrl + A で全選択します。そしたら左にある作成をクリック。

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書21

作成内容を入力していきます。テクスチャ名をいれ、ピクセルサイズを選びます。チェックボックスはアレンジUVだけチェック入れとくと大体いいと思います。

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書22

これで、テクスチャが貼れましたので、後は複製しつつ反転させて、元の形を再現していきます。

ぷっこ村のししゃも流、アドオン用モデルをブロックベンチ(Blockbench)で作る時に注意したいこと覚書23

最終的にできたのがコレです。まぁ見た目は変わらないんだけど……。キューブ数60→50、テクスチャサイズ256→192、と2割弱くらいかな?削減できました。もともと上手なモデルだったので、そこまで手直しする必要はなかったですが、それでも2割ってデカいですね。

テクスチャの削減方法はもっといい方法があるかもしれませんが、自分がやってて、早くて楽で、効果が高いと思うので、バランス取れてるんじゃないかと思います。

まとめ

久しぶりに長々と書きましたね。以上、ししゃもが気にしつつモデルを作っている方法をあげてみました。500以上の実際に使ってきたモデルを作ってきた中で確率できた方法なので、現場での使用に耐えうる方法なのではないかと思います。これらのテクニック(?)を用いて、マケプレに出品予定のアドオン入りマップを作ってみましたが、モデルが原因で重くなるような症状は出ていませんでした。

ゲーム中アクセスが集中するロビーの様な場所があるのですが、エンティティが結構な数いても難なく遊べます。それも、モデル作成に気を付けたからですね。

紹介した方法たちは、あくまで「ししゃも流」です。もっとうまい方法があるかもしれないので探してみてね。海外がおススメだよ。

それではこの辺で、お帰りの際はお気をつけて~(・∀・)ノシ

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