Raspbianでバルス(sudo rm -rf /)やってみた話

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ようこそお越しくださいました。今回はマイクラあんまり(全くではない)関係ないです。

UNIX系には全てを灰燼に帰すバルス級のコマンドがあります。タイトルにもある通り sudo rm -rf / をかますと、ディストリビューションごとに色んな挙動を示しつつ無の世界に突入します。

何が怖いかって言うと、運営してるマイクラサーバーに侵入されてかまされると、あの娘との大切な思い出ごと消滅するってことです。

バルス!!

バルス!!

興味と啓発を願ってやってみる

ぷっこ村サーバーはラズパイでやってますが、Raspbianでバルスやった記事が見当たりませんでした。単純に好奇心が抑えられません。ラズパイは今後も性能が上がるでしょうし、Raspbianはずっと残るOSだと思います。知っとくに越したことはないでしょう。

悪用される可能性もありますが、サーバー運営者同志諸兄には啓発の意味を込めてかまします。刃物は殺しも活かしもできます。

で、やってみた

  • Raspbian Buster Liteで実験
  • 使ってないPi3B+
  • Window10でRLoignによるSSH
  • 他は特に設定してない

今回は使ってないPi3B+で実験します。Pi4BはEEPROMが基板上にあるようで、最悪ここにまで影響が出て起動不能に陥るのが怖いのでやれません。ティキンです。

ティキン

こんなあたいを笑うがいいさ!!いざ!!

RaspbianOSによるsudo rm -rf /検証1

予想通り –no-preserve-root オプションがいるみたいです。

RaspbianOSによるsudo rm -rf /検証2

一回オプションを間違え、気を取りなおして再度実行。cannot removeが大量に出ますねぇ。

RaspbianOSによるsudo rm -rf /検証3

ひたすらOperation not permittedで削除できないようです。調べてみると、どうやらオプションの後に * を忘れてたみたい。

RaspbianOSによるsudo rm -rf /検証4

んで修正して再度実行。あれ?なんかおかしい。usr/bin/sudoが消滅している……だと?(焦って撮れなかった)コマンドの履歴も効かない。と言うか落ちた。

繋がらなくなったので、一旦電源断で再起動後再度SSH。

RaspbianOSによるsudo rm -rf /検証5

ホスト消滅。あ、これOSが壊れたな。どうも –no-preserve-root の時点で何かが昇天なさった感じです。そして二度と繋がることはありませんでした。

まとめ

すごいぞ!!バルスは本当にあったんだ!!父さんは嘘つきじゃなかったんだ!!こわ~い。

と言うわけで、かなり手軽にRaspbianOSの破壊が可能なことが分かり正直戸惑ってます。CentOSでも可能なようですし、検証してませんが同じDebian系のubuntuも多分可能でしょう。

同志諸兄、侵入されたら終わりと心得てセキュリティは考え得る限り万全を期しましょう。

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